「美味しいお肉＝Ａ5等級の霜降り肉」という考えだけでなく、霜降りが少ない赤身肉をより美味しく、そしてたくさん食べることができる「熟成」という手法をご存じですか。本場アメリカにて修業を積んだ経験をもとに、長期乾燥熟成肉（ドライエイジングビーフ）づくりから販売までを一貫して行っているのが「熟成兄弟」のお二人。彼らが行き着いた究極の食べ方が、なんと「サウナ後の熟成肉」。いま多くの世代から注目を集めているサウナが心身にもたらす健康効果と、彼らが目指す「熟成肉で人々を元気に、笑顔にする」という目的が近いことに気が付いたのだとか。そんな想いのもと誕生した熟成肉を、贅沢にも大自然のプライベート空間で楽しめるのは本プランだけ。体験してみないとわからない新感覚の味わいに、誰もが虜になっていく。

いまメディアでも話題を集めるサウナのなかでも、とりわけ究極と言われているのが、海や山など大自然のなかで行う「アウトドアサウナ」。個人での手配は難しいが、ホトリニテではロシア製テントサウナＭＯＲＺＨを完備。宿泊者限定で利用できる完全プライベート空間なので、初心者でも手軽にアウトドアサウナを楽しむことができる。美肌効果はもちろん心身に健康効果があると言われるサウナでたっぷり汗をかいた後は新鮮な湧き水の水風呂にざぶん。水風呂から出たら体を拭いて外気浴を満喫。何度か繰り返すうちに、何とも言えないふわふわと全身から力が抜けていくような心地よさに包まれる。よく聞く「ととのう」という境地に達したとき、究極のリラックスと休息を味わうことができるだろう。

ホトリニテは、かつて山中湖で営業していた知る人ぞ知る有名な宿だ。当時からその高いホスピタリティが評価され、Booking.com「温かいおもてなし」ランキングで世界2位（日本初）、ブリティッシュ・エアウェイズが主催する「ラグジュアリー・トラベルガイド・アワード」では世界1位を受賞したほど。オーナーの高村さんが宿を移転するときに惚れ込んだというこの地は、まさに手付かずの自然しかない。古い建物を改装して、現在のホトリニテが誕生した。目を奪われる調度品やインテリアは、すべて自ら厳選したというさまざまなアーティストの作品が並ぶ。自分たちの手でゲストをもてなしたいという想いから、1日1組限定の宿として、どんな目的で訪れた人をも温かく包み込む空間を提供し続けている。